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2006年 11月 05日
上野の科学博物館に行った。狙いは3つの展覧会。
「ミイラ展」は、さすがに金がかかってるなぁという仕掛け。それに見合うだけの来館者で、いや正直その人込みに閉口したのだが、しかし大英博物館のミイラとエジプトコレクションを堪能した。品数はそんなに多くはなかった(あついは小品が多くて物量感がなかったのか?)が、人に阻まれ自分のペースもつくれず、2時間近くかかってしまった。 「化け物の文化史展」は、予想以上に展示内容自体が面白い。和漢三才図会やら遠野物語の現物などの書物系のほか、天狗や河童、人魚のミイラなど見どころがあまりにも満載。これだったら、きちんと金をとれる内容だと思ったし、その分混雑が緩和できるだろうに、と思った。なにしろ驚きの激込み状態で、これはミイラ展からの流入もあってのせいだとは思うが、とにかく勿体ない。 「南方熊楠展」は、こちらがようやく思う展覧会の人手で、閑古鳥ではなく、かつゆっくり観てまわれる状況。熊楠の業績や生き様を俯瞰する展示でこれまた面白かった。本当は、粘菌などの生物学系展示が多くてもよかったんじゃあないのかなぁ、とも思わないでもないが、今期の科博が「博物学」を全館で展開しているってことで、この展示意図は十分に判った。 それにしても日本人ってば、ミイラが好きだよね。本当の本当にこんなに込んでるとは思わなかったですよ。やはり3連休中の東京見物組も多いってことなんだろうかねぇ。ま、こちらもその一員ではあるんだけどさ。 と、そんな上野の午後でした。この項、つづく。
by capyarn
| 2006-11-05 09:04
| お気楽アウトドア
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