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2005年 02月 19日
唐招提寺展の帰り道、お隣の国立美術館で開催されている「ミュシャ展」にハシゴしてみた。ミュシャは前から好きな画家だったのだが、実物展示を観るのははじめてで、いってみてその筆の冴えに感嘆するのであった。
が、それ以上に思ったのは、「ミュシャってポップなんだ」ってこと。ポスターやラベルからスタートしているっていうこともあるけれど、そういう表層的な類型じゃなくて、絵に対するスタンスになんとなく消耗品作成というかパターナイズして一般大衆ウケを維持するというか、良く云えば、堅苦しさのない、そういうものを感じた。 それは、あるいは絵柄に、マンガ的なニュアンスをみたせいもあるかもしれない。デッサンの線を生かした作風なので、影のつけ方などを観るにつけ、これってマンガ的な描き方してるなぁ、と思う。本当は逆なんだけど。 また、いわゆる美人画ばかりであることや、モチーフ重視の作風なども、その印象を強めている。ぶっちゃけ、今、現在生きてたら、この人確実にコミケデビュー組になるタイプなんじゃないの? と思った次第。 それにしても今回のミュシャ展は、質もいいのは当然だが、量がすごい。どこまでいってもまだ、終わらない展示。最後のほうでは、正直お腹いっぱい状態になってしまった。なので、気持ちとしては、前期後期にわけて、入場料半額で、2回来て下さいね、ってのがよかったかもしれない。 あるいは、どうせお腹いっぱいになるなら、本国に行ってかの地の空気を味わいながら堪能してみたいと思うのであった。 最後に一言。スーベニールが充実しているのはいいが、Tシャツはあるのに、てぬがないってのはつめが甘い。(って普通はないか。やっぱり)
by capyarn
| 2005-02-19 08:56
| お気楽アウトドア
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